七五三
七五三の時期が近づくと毎年、二重太鼓の結び方習いに来る方がいます。
今年も何人かの方が頑張って練習されました。
七五三の時の母親の服装は和装の場合だと訪問着か付け下げ、帯は袋帯を二重太鼓に締めるのが一般的です。
二重太鼓は普通のお太鼓より格上で結び方も難しい結び方になります。
着付けに興味のある方ならば、この時期に二重太鼓をマスターすると卒園や入学式にも着物で行けます。また二重太鼓を結べるようになれば普通のお太鼓結びも簡単に結べるようになるので、気軽に着物で出かけることもできるようになると思います。うまく結ぶには練習あるのみです。
成人式で作った振袖の袖を短くすれば、訪問着として着ることが出来ます。また、色あいが派手な着物は洗い張りしてから色かけをしたり、染め直して仕立て直せば20年30年と長く着る事が出来ます。
寒い日なら道行コートなどを羽織ってもいいですね。
もし、道行コートを仕立てようと思っているなら、リバーシブルで作る事をお勧めします。
片面を無地の黒にする事が多いのですが、グレーにすると、不祝儀の時も、それ以外にも着用できるので重宝します。もう片面には小紋の着物地など使っても面白いですよ。